ミュージック・マガジン
2010年2月号
定価700円(本体667円)
A5判216ページ
2010年2月1日発行
[雑誌08479-2]
【特集】どうなる? これからの音楽生活
音楽をとりまく現在の“状況”はとても複雑。CDが売れないとあちこちで耳にするのに、かといってデータ配信ビジネスが主流になった様子もない。メジャー・レコード会社の規模はどんどん小さくなって、それと反比例するかのようにインディ・レーベルが無数に増殖し、もはや誰も把握できないほどの数のCDが日々生まれている。インターネットの世界では、タダで音楽やライヴ映像を楽しむことが当たり前になっていたりもする。…という状況って、私たち音楽ファンにとって幸せなの? どういう意味があるの? 私たちの音楽生活を“ネクスト・ステージ”に進めるために、今、何を考えることが必要なんだろう。
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- 音楽産業の今と、音楽ファンの生きる道(高橋修)
- レコード会社から音楽サービス企業へ~ユニバーサル・ミュージックCEOに聞く(油納将志)
- これからは自分達の音楽産業を作っていける!(飯田仁一郎/リミテッド・エキスプレス・ハズ・ゴーン?)
- 今、一番元気なレーベル、カクバリズムの方法論(松永良平)
- 音楽の100年後の未来を夢想する(高橋健太郎)
- 「リトル・ピープル」はどこにいる~21世紀のポップ・カルチャーとは?(仲俣暁生)
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- LOVE PSYCHEDELICO(池上尚志)
- 小島麻由美(岡村詩野)
- マッシヴ・アタック(小野島大)
- ミッシェル・ガン・エレファント(今井智子)
- オーウェン・パレット(岡村詩野)
- フランチェスコ・トリスターノ・シュリメ(渡辺亨)
- [リレー・エッセイ] 音楽シーンへの視線(2)(山口智男)
- THE ZOOT16(大石始)
- マラヴォワ(塚原立志)
- アルタン(五十嵐正)
- detroit7(かこいゆみこ)
- Tune In!
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- ポール・マッカートニー
- シャルロット・ゲンズブール
- ギャラクティック
- ジェームズ・ユール
- AOKI takamasa
- フラワーカンパニーズ
- オトナモード
- マウンテン・モカ・キリマンジャロ
- 清水ミチコ
- REGULAR CONTENTS
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- アルバム・ピックアップ……注目の新作をじっくり批評。
Vampire Weekend/Peter Gabriel/Charlotte Gainsbourg/R. Kelly/Alicia Keys/Jose James/LOVE PSYCHEDELICO/NOKKO ほか - クロス・レヴュー……4人の評者が採点評価で誌上バトル!
- アルバム・レヴュー/ヴィデオ・レヴュー……洋楽・邦楽の最新リリース200~300タイトルを鋭い評文とともに10点満点で採点。音楽ライフの頼れる味方!
- 輸入盤紹介……世界各国あらゆるジャンルの注目作を詳細にいち早く!
Adriana Partimpim/Osso/Dionne Bromfield/Monolake/Kenneth Pattengale/劉美君 ほか - [連載]松山晋也とめかくしプレイ/音楽の発火点(石田昌隆)/とうようズ・トーク(中村とうよう)/今野雄二のビッグ・スクリーン・バンケット/行川和彦の“りある”インディ盤紹介 Do It Yourself!/安田謙一のこれがヒットか!?/野沢あぐむの痛快!艶歌まる齧り/萩原健太のコンパクト・ディスカヴァリー/五十嵐正のフォーキー・トーキー/小野島大の配信おじさん
- 国内外の音楽関連ニュース/ライヴ、本、映画の本格的レヴュー/ニュー・リリース、コンサート情報など
- アルバム・ピックアップ……注目の新作をじっくり批評。