ミュージック・マガジン
2015年12月号
定価823円(本体762円)
A5判200ページ
2015年12月1日発行
[雑誌08479-12]品切れ
【特集】星野源
9月に著書『働く男』が文庫化、10月からのドラマ「コウノドリ」にも出演と話題を呼びつつ、ミュージシャンとしての音楽活動も、5月にシングル「SUN」を発売、8月には武道館で弾き語り2デイズを敢行、そして12月に2年半ぶりのアルバムをリリースする星野源。2012年、2013年の活動休止から復活して、初めてのアルバムだ。そのタイトル『YELLOW DANCER』が示す通り、これまでは「趣味」だったと語るブラック・ミュージックを正面から取り上げ、自身の音楽性と融合させようという、力作。ならば、制作にかける思いと、星野源自身が聞いてきた“ブラック・ミュージック”を掘り下げよう。そんな特集をお届けします。
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- ロング・インタヴュー~現代の“イエロー・ミュージック”の境地(渡辺裕也)
- 星野源が選ぶ“ブラック・ミュージック”ディスク・ガイド(構成=坂内優太)
【特集】デモは続く!──言うこと聞かせる番だ俺たちが
2015年夏、国会前をはじめ、全国で安保法制反対デモが巻き起こった。法案成立後もその動きは止まらないが、そこで重要な役割を果たしたのが“コール”や“ドラム隊”などの音楽的な要素だ。今回の特集では、デモを主催するSEALDsのメンバーや、積極的に参加しているラッパーのECDらに取材し、その全体像に迫ってみた。
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- 音楽的な感覚が吹き込まれた「コールを作る」という文化(高橋健太郎)
- ECD~新作に反映された2015年の振幅(河地依子)
- SEALDs~デモを主催する学生グループの主要メンバーに聞く(池上尚志)
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- Base Ball Bear~今回のアルバムは2~3年後に向けて投げたもの(金子厚武)
- KIRINJI~思いもよらないところに着地したと思います(油納将志)
- 水曜日のカンパネラ~今はポップスを追求していきたい(原田和典)
- ボブ・ディラン(小倉エージ)
- クール・アンクル(長谷川町蔵)
- アントン・コービン(宮子和眞)
- アイム・ウィズ・ハー(能地祐子)
- アリーシャ・ブリラ(栗本斉)
- ビート・ハプニング(山口智男)
- イレイジャー(渡辺健吾)
- レタス(廣川裕)
- 松尾清憲(村尾泰郎)
- 大なり><小なり(宗像明将)
- H ZETTRIO(斉木小太郎)
- arko lemming(志田歩)
- 本日休演(岡村詩野)
- ツチヤニボンド(松山晋也)
- 盛島貴男(石田昌隆)
- シェイク・ロー(北中正和)
- Front Line
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- アルカ
- オー・ワンダー
- ブランドン・コールマン
- メラニー・デ・ビアシオ
- ELO
- アラニス・モリセット
- 小島麻由美
- Anly
- REGULAR CONTENTS
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- アルバム・ピックアップ……注目の新作をじっくり批評。
水曜日のカンパネラ/ECD/Arca/Oneohtrix Point Never/Janet Jackson/Angie Stone/Base Ball Bear/KIRINJI ほか - クロス・レヴュー……4人の評者が採点評価で誌上バトル!
- アルバム・レヴュー/ヴィデオ・レヴュー……洋楽・邦楽の最新リリース200~300タイトルを鋭い評文とともに10点満点で採点。音楽ライフの頼れる味方!
- 輸入盤紹介……世界各国あらゆるジャンルの注目作を詳細にいち早く!
Special Request/St Germain/Real Lies/Craig Finn/Diane Coffee/Reda Taliani ほか - [連載]安田謙一のこれがヒットか!?/野沢あぐむの痛快!艶歌まる齧り/萩原健太のコンパクト・ディスカヴァリー/今月のダウンロード(新田晋平)【NEW】
- 国内外の音楽関連ニュース/ライヴ、本、映画の本格的レヴュー/コンサート情報など
- アルバム・ピックアップ……注目の新作をじっくり批評。