ミュージック・マガジン
2016年8月号
定価823円(本体762円)
A5判200ページ
2016年8月1日発行
[雑誌08479-8]
【特集】坂本慎太郎
坂本慎太郎が、ソロ3作目となる新作『できれば愛を』をリリースする。前作『ナマで踊ろう』から約2年。その間、アートワークや歌詞の提供を中心に活動してきたが、今年2月に開催された“チャネリング・ウィズ・ミスター・ビックフォード”では、ブルース・ビックフォードの映像に音を付けるというライヴを披露。4月からは京都のFMラジオ番組「FLAG RADIO」に、自身初のレギュラーDJとして出演も始めた。坂本慎太郎はいま何を考えているのか。新作について話を聞くともに、ソロ転向後、唯一無二の音楽を作り続ける彼の活動を振り返ってみよう。
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- ロング・インタヴュー~ポコッと出た真空状態みたいな感じを、うまく表現できた気がしてるんです(小山守)
- 坂本慎太郎のオリジナル・アルバム(岡村詩野)
- アルバム未収録曲、ゲスト参加曲(松永良平)
- 『できれば愛を』分析~久しぶりのライヴを経て、新作で描き出されたもの(ムードマン)
【特集】音楽と政治
フジロックフェスティバル’16にSEALDsの奥田愛基が出演するという情報をきっかけに、ネットを中心ににわかに盛り上がった「音楽に政治を持ち込むな」論争。しかしそもそも音楽と政治はそんなに遠いものなのか。最近の騒動の流れを整理し、歴史的に「音楽と政治」がどういう関係をたどってきたかをここで考察する!
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- 「フジロック騒動」に見る、不寛容で不自由な時代(小野島大)
- 新しい政治運動はまた新たな音楽を取り込み、新しい道を歩いていく(久保憲司)
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- 水曜日のカンパネラ~メジャー・デビューで華麗に変身(渡辺健吾)
- ニューエスト・モデル/ソウル・フラワー・ユニオン~結成30周年記念のトリビュートとベスト(小野島大)
- 七尾旅人~一人の兵士を描いたライヴ/映像(近藤康太郎)
- サニーデイ・サービス~『東京』から20年の年に出す新作(小田部仁)
- Gotch~クリス・ウォラ制作によるソロ2作目(渡辺裕也)
- パティ・スミス(大鷹俊一)
- ヴァン・モリソン(北中正和)
- ベアーズ・デン(山口智男)
- ウアスカ(安田謙一)
- 水橋春夫グループ(柴崎祐二)
- Little Creatures(土佐有明)
- toddle(志田歩)
- 吉澤嘉代子(高岡洋詞)
- “ブラジル・コレクション1000”(駒形四郎)
- 増刊『プリンス 星になった王子様』(高岡洋詞)
- 『とうようズ・レガシー』(真保みゆき)
- Front Line
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- カーネーション
- 片想い
- ジャー・ウォブル&ジ・インヴェイダーズ・オブ・ザ・ハート
- マックスウェル
- ジョイス・モレーノ
- lovefilm
- キノコホテル
- 坂本真綾
- AOA
- REGULAR CONTENTS
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- アルバム・ピックアップ……注目の新作をじっくり批評。
坂本慎太郎/Beyonce/Red Hot Chili Peppers/Punch Brothers/Allen Toussaint/KIRINJI/カーネーション ほか - クロス・レヴュー……4人の評者が採点評価で誌上バトル!
- アルバム・レヴュー/ヴィデオ・レヴュー……洋楽・邦楽の最新リリース200~300タイトルを鋭い評文とともに10点満点で採点。音楽ライフの頼れる味方!
- 輸入盤紹介……世界各国あらゆるジャンルの注目作を詳細にいち早く!
Case/Lang/Veirs/Andy Shauf/Sarah Jarosz/Sonic Youth/Blood Orange/Dengue Dengue Dengue/Akoya Afrobeat/SNH48 ほか - [連載]安田謙一のこれがヒットか!?/野沢あぐむの痛快!艶歌まる齧り/萩原健太のコンパクト・ディスカヴァリー/今月のDownload(新田晋平)
- 国内外の音楽関連ニュース/ライヴ、本、映画の本格的レヴュー/コンサート情報など
- アルバム・ピックアップ……注目の新作をじっくり批評。