ミュージック・マガジン
2017年4月号
定価823円(本体762円)
A5判208ページ
2017年4月1日発行
[雑誌08479-4]
【特集】1990年代のUKアルバム・ベスト100
ジャミロクワイが7年ぶりの新作をリリース、5月には来日公演も予定されている。新世代ジャズ・ミュージシャンによるアシッド・ジャズの再評価が進み、レディオヘッドらロック勢の人気もいまだ根強い。さらに4月からは、あの時代を象徴する映画『トレインスポッティング』の続編も公開される。ロックからクラブ・ミュージックまで、多くの刺激的な作品が生まれた1990年代のUK音楽。それらが再び注目を集めているいま、ランキングというかたちで再検証してみたい。投票は40人の評論家/ライターのみなさん。20枚ずつ順位をつけて選んでいただいたものを、編集部で集計した。100枚の名作、どうぞお楽しみください。
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- 本誌執筆陣40人の投票で選ばれた名盤100枚!(赤尾美香、天井潤之介、安藤優、五十嵐正、石田昌隆、大鷹俊一、岡村詩野、小野島大、金子厚武、木津毅、久保憲司、栗本斉、駒形四郎、近藤真弥、坂内優太、坂本哲哉、志田歩、柴那典、高岡洋詞、高橋健太郎、名小路浩志郎、行川和彦、野田努、長谷川町蔵、原雅明、廣川裕、保科好宏、松山晋也、宮子和眞、ムードマン、村尾泰郎、安田謙一、山口智男、山本大地、油納将志、渡辺健吾、渡辺亨、渡辺裕也、久保太郎、高橋修)
- 1億総ダンスに向かっていた90年代のUK(対談=久保憲司×油納将志)
- ランキング参加者の個人別ベスト20
【特集】JASRACと音楽著作権
2月上旬、日本音楽著作権協会(JASRAC)が音楽教室から著作権料を徴収するというニュースが流れた。音楽教室側は反発。有名アーティストも反応し、インターネットを中心に大きな騒動となった。はたして、JASRACの方針はどのような経緯で表明されたもので、それは音楽文化にどのような影響を与えるのか。この特集では今回の騒動を整理するとともに、音楽著作権とは何かという基本を確認し、今後の音楽文化について考えてみたい。
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- 音楽教室からの著作権料徴収の正当性と音楽文化の未来(高橋健太郎)
- 音楽業界におけるライツ・ビジネスとお金のしくみ(水野祐)
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- ジャミロクワイの帰還~新作『オートマトン』から見えてくるもの(新谷洋子)
- 大森靖子(吉田豪)
- ボブ・ディラン(名小路浩志郎)
- ブンブンサテライツ(今井智子)
- 浜田真理子(松村洋)
- s-ken(サエキけんぞう)
- 勝手にしやがれ(大谷隆之)
- アリソン・クラウス(赤尾美香)
- スプーン(金子厚武)
- ホセ・ジェイムズ(宮子和眞)
- ジュリアン・ラージュ(松尾史朗)
- ヴルフペック(方便凌)
- エメル(栗本斉)
- ルドウィゴ・エイナウディ(松山晋也)
- ビセンテ・アミーゴ(山本幸洋)
- Sentimental boys(かこいゆみこ)
- ギリシャラブ(岡村詩野)
- Front Line
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- テデスキ・トラックス・バンド
- リアノン・ギデンズ
- ヴァレリー・ジューン
- ダイメ・アロセナ
- ヤスミン・ハムダン
- イメルダ・メイ
- 中田裕二
- T字路s
- WUJA BIN BIN
- Maison book girl
- REGULAR CONTENTS
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- アルバム・ピックアップ……注目の新作をじっくり批評。
Jamiroquai/Rhiannon Giddens/Bob Dylan/Alison Krauss/Tedeschi Trucks Band/Vulfpeck/大森靖子/the dresscodesほか - クロス・レヴュー……4人の評者が採点評価で誌上バトル!
- アルバム・レヴュー/ヴィデオ・レヴュー……洋楽・邦楽の最新リリース200~300タイトルを鋭い評文とともに10点満点で採点。音楽ライフの頼れる味方!
- 輸入盤紹介……世界各国あらゆるジャンルの注目作を詳細にいち早く!
Paul Weller/Jens Lekman/Nikki Lane/Craig Taborn/Bell Biv Devoe/Kelissa/Moussu T E Lei Jovents/Lovelyzほか - [連載]安田謙一のこれがヒットか!?/野沢あぐむの痛快!艶歌まる齧り/萩原健太のコンパクト・ディスカヴァリー/今月のDownload(新田晋平)
- 国内外の音楽関連ニュース/ライヴ、本、映画の本格的レヴュー/コンサート情報など
- アルバム・ピックアップ……注目の新作をじっくり批評。