ミュージック・マガジン
2018年8月号
定価823円(本体762円)
A5判200ページ
2018年8月1日発行
[雑誌08479-8]
【特集】2018年前半の最重要アルバム100
近年、音楽ジャンルの細分化、サブスクリプション・サーヴィスを始めとしたリリース形態の多様化など、音楽の動きをなかなか把握しづらい状況が進んでいます。本誌では毎年1月号の「ベスト・アルバム特集」で全体のシーンをまとめて振り返っていますが、よりわかりやすく現在のシーンの状況をつかむため、2018年も半分をすぎたこの時期に、一度、話題作・重要作をまとめて紹介することにしました。聴き逃していた作品があれば、ぜひ聴いてみてください。
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- 2018年前半の最重要アルバム100(赤尾美香、池上尚志、今井智子、大石始、大鷹俊一、岡村詩野、小野島大、金子厚武、河地依子、木津毅、小出斉、小山守、鈴木孝弥、高橋健太郎、高橋芳朗、土佐有明、柳樂光隆、萩原健太、長谷川町蔵、原雅明、原田和典、二木信、松永良平、松山晋也、宮子和眞、宗像明将、村尾泰郎、山口智男、油納将志、吉本秀純、渡辺健吾、渡辺亨、渡辺裕也、久保太郎、高橋修、新田晋平)
- 現在のシーンを読み解くキーワード
(1)発展を遂げる南ロンドンのシーン(油納将志)
(2)XXXテンタシオンの死とエモ・ラップ(渡辺裕也)
(3)スピリチュアル/アフロ・ジャズ(吉本秀純)
(4)音楽家カニエ・ウェストの健全化(長谷川町蔵)
(5)ジャンルをまたぐR&Bの新潮流(木津毅)
(6)日本インディーの浸透と定着(松永良平) - 執筆者が選ぶ~2018年前半、わたしの一枚
【特集】BTS現象
韓国の男性7人組グループ、BTS(防弾少年団)の “Love Yourself 轉 ‘Tear’” が米“ビルボード”アルバム・チャートで1位を獲得した。これはアジア人アーティストとして初の記録であり、自国向けに作られた非英語圏の作品での米チャート制覇も珍しいことだ。ここでは、彼らの歩みを追いながら、その成功の秘密と音楽的な魅力や背景を探ってみたい。
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- なぜBTSがアメリカのチャートを制覇できたのか(soulitude/鳥居咲子)
- ヒップホップ・ミーツ・K-POPがアメリカでもクールに(soulitude/鳥居咲子)
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- ハンバート ハンバート~結成20周年を迎えた夫婦デュオ(大石始)
- LEO今井~ライヴ・バンドと作り上げた『VLP』(廿楽玲子)
- 怒髪天~時勢の悪化への危機感に満ちた『夷曲一揆』(小山守)
- Sweet Robots Against The Machine(小野島大)
- 石橋英子(松山晋也)
- ルイス・コール(渡辺亨)
- たをやめオルケスタ(池上尚志)
- モーゼス・サムニー(岡村詩野)
- アンダーワールド&イギー・ポップ(大鷹俊一)
- キャット・エドモンソン(宮子和眞)
- COSMIC TEMPLE(土佐有明)
- 球体のポー(岡村詩野)
- 鈴木実貴子ズ(大谷隆之)
- Front Line
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- 大森靖子
- Darjeeling
- ジ・インターネット
- ロス・フロム・フレンズ
- ドリアン・コンセプト
- レックス・オレンジ・カウンティ
- Yasei Collective
- moke(s)
- 杏沙子
- Negicco
- REGULAR CONTENTS
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- アルバム・ピックアップ……注目の新作をじっくり批評。
XXXTentacion/The Internet/Dirty Projectors/Gorillaz/The Jayhawks/Sudan Archives/HUMBERT HUMBERT/CRAZY KEN BAND ほか - クロス・レヴュー……4人の評者が採点評価で誌上バトル!
- アルバム・レヴュー/ヴィデオ・レヴュー……洋楽・邦楽の最新リリース200~300タイトルを鋭い評文とともに10点満点で採点。音楽ライフの頼れる味方!
- 輸入盤紹介……世界各国あらゆるジャンルの注目作を詳細にいち早く!
Florence + The Machine/Olivia Chaney/Shannon Shaw/Jennifer Warnes/Thomas Bartlett & Nico Muhly/Silva/Angelique Kidjo ほか - [連載]安田謙一のこれがヒットか!?/野沢あぐむの痛快!艶歌まる齧り/萩原健太のコンパクト・ディスカヴァリー/今月のDownload(新田晋平)
- 国内外の音楽関連ニュース/ライヴ、本、映画の本格的レヴュー/コンサート情報など
- アルバム・ピックアップ……注目の新作をじっくり批評。