ミュージック・マガジン
2018年11月号
定価823円(本体762円)
A5判196ページ
2018年11月1日発行
[雑誌08479-11]
【特集】音楽と映画
ホラー映画『サスペリア』のリメイク版の音楽をレディオヘッドのトム・ヨークが手がけることが発表された。同じくレディオヘッドのジョニー・グリーンウッドは近年映画音楽の分野で優れた作品を数々残し、日本でもtofubeatsや曽我部恵一など、ポップ・フィールドで活躍するミュージシャンによる映画音楽がより注目を集めるようになっている。2010年代の動きを中心に、過去の名作にも触れながら、音楽と映画について考えてみたい。
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- トム・ヨーク『サスペリア』を中心に、2010年代以降の“音楽と映画”の関係を振り返る(村尾泰郎)
- tofubeatsインタヴュー~新作『RUN』と映画『寝ても覚めても』(安田謙一)
- 曽我部恵一インタヴュー~映画『止められるか、俺たちを』(大谷隆之)
- 2010年代の重要サントラ23選(大谷隆之、木津毅、清水祐也、土佐有明、長谷川町蔵、村尾泰郎、安田謙一、渡辺亨、矢川俊介)
- ポップ・ミュージシャンが音楽を彩った過去の名画たち(渡辺亨)
- 2010年代の音楽ドキュメンタリー/伝記映画の重要作(木津毅)
- 「音楽」をテーマにした2010年代の映画(長谷川町蔵)
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- 近田春夫~歌手に徹した38年ぶりのソロ名義作(池上尚志)
- 東京キューバンボーイズ×民謡クルセイダーズ~日本独自のラテン音楽を追求(大石始)
- ララージ~再評価の波を受けて来日した環境音楽家(松山晋也)
- スライ&ロビー meet ニルス・ペッター・モルヴェル~ダブとトランペットによるフレッシュなサウンド(石田昌隆)
- skillkills~新録セルフ・カヴァー・ベストをリリース(小林野渉)
- エルヴィス・コステロ(廣川裕)
- プライマル・スクリーム(小野島大)
- リック・ウェイクマン(大鷹俊一)
- ダニー・マッキャスリン(佐藤悠)
- キャンディス・スプリングス(宮子和眞)
- ジョージア・アン・マルドロウ(原雅明)
- アンカーソング(坂本哲哉)
- 冬にわかれて(矢川俊介)
- ほたるたち/穂高亜希子(松永良平)
- Crispy Camera Club(西澤裕郎)
- ポップしなないで(宗像明将)
- THE TOMBOYS(高岡洋詞)
- Front Line
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- カート・ヴァイル
- マーカス・キング・バンド
- ビル・チャンプリン・アンド・ワンダーグラウンド
- イヴ・トゥモア
- ヨーコ・オノ
- スカート
- Rei
- 吉澤嘉代子
- MINAMI NiNE
- The Songbards
- 沖仁
- REGULAR CONTENTS
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- アルバム・ピックアップ……注目の新作をじっくり批評。
Thom York/Blood Orange/Paul Weller/Elvis Costello/Georgia Anne Muldrow/tofubeats/堀込泰行/折坂悠太 ほか - クロス・レヴュー……4人の評者が採点評価で誌上バトル!
- アルバム・レヴュー/ヴィデオ・レヴュー……洋楽・邦楽の最新リリース200~300タイトルを鋭い評文とともに10点満点で採点。音楽ライフの頼れる味方!
- 輸入盤紹介……世界各国あらゆるジャンルの注目作を詳細にいち早く!
Mac Miller/Noname/Richard Swift/Lonnie Holley/Miles Kane/Candi Staton/Luciana Souza/Adekunle Gold ほか - [連載]安田謙一のこれがヒットか!?/吉田豪のアイドル・マスター!/萩原健太のコンパクト・ディスカヴァリー
- 国内外の音楽関連ニュース/ライヴ、本、映画の本格的レヴュー/コンサート情報など
- アルバム・ピックアップ……注目の新作をじっくり批評。