スペシャル・エディション
パート2 1974-1977
中村とうよう(責任編集)
定価2039円(本体1942円)
A5判448ページ
1996年6月25日発行
ミュージック・マガジン6月増刊号
[雑誌08480-6]
品切れ
ニューミュージック・マガジン70年代中期3年分の記事からピックアップ収録した永久保存版
- <もくじ>
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- まえがき
- ジョン・レノン大いに語る[72年1月号](矢野純一)
- ロック・マニエリスムの到来か?~デカダンスとノスタルジアの氾濫[74年6月号](今野雄二)
- ロック・ミュージシャンのおかれている状況~“リラックス”と“レイド・バック”をめぐって[75年1月号](福田一郎、湯川れい子、折田育造、石坂敬一、中村とうよう)
- BLACK ENGLISH、あるいはハッスラー・コンベンションのきこえてくるところ[74年9月号](白石かずこ、写真=吉田ルイ子)
- たそがれのギャングたちに心を奪われた話~久保田麻琴と夕焼け楽団を聞いて[74年9月号](北中正和)
- 俺の見たワンステップ・フェスティバル白書[74年10月号](内田裕也、写真=森脇美喜夫)
- とうようズ・トーク(ワンステップ・フェスの感想)[74年10月号](中村とうよう)
- ニューヨークのアパートに戻ってきて、夜中の三時にベッドの上で想った事[74年12月号](小野洋子)
- ブルース・フェスティバルの開催にあたって[74年11月号](中村とうよう)
- 大きく盛り上がったブルース・フェスティバル[75年1月号](ルポ=中村とうよう、スケッチ=後藤一之、写真=柳沢信、井出情児)
- ブルースの聴衆に望みたいこと~バディ・ガイにのけぞる前にちょっと考えてほしい[75年3月号](日暮泰文)
- 日本の土を踏んだジュニア、バディたち[75年4月号](中村とうよう、写真=井出情児)
- ジュニア・ウェルズはやっぱりすごかった―沸きに沸いた第2回ブルース・フェス[75年5月号](中村とうよう、写真=井出情児)
- 幕をあけた第三回ブルース・フェス[75年9月号](中村とうよう、写真=井出情児)
- ビューティフルだったワールド・ロック・フェスティバル[75年10月号](大貫憲章、写真=ボブ・グル-エン)
- BLUES GIANTS[74年11月増刊号『ブルースのすべて』]
- ライトニン・ホプキンス(矢吹申彦、イラストレイション=小島武)
- ジョン・リー・フッカー(福田一郎、イラストレイション=湯村輝彦)
- B.B.キング(井上堯之、イラストレイション=及川正通)
- ミッドウェスト・ブルースの思い出[74年11月増刊号『ブルースのすべて』](後藤一之)
- ブルースの民俗的なものと商業的なもの[75年6月号](中村とうよう×日暮泰文)
- 国境のタコス屋で、ソースのきいたウィリー・コローンを聞いてみよう[74年11月号](河村要助)
- 感じるこころのままの音楽を~ポール・ロジャースと語る[74年11月号](大貫憲章)
- ロウエル・ジョージ・インタヴュー[75年3月号](小倉エージ)
- なぜかぼくはドゥービー・ブラザーズのうしろにモビー・グレープを感じてしまう[75年7月号](細野晴臣)
- どっと発売されるサルサのレコード[75年11月号](中村とうよう)
- 垣間みたブラック・ミュージックの現状[75年10月号](日暮泰文)
- 再びアングラ化したイギリスのロック~パブ・ロック・ムーヴメントにみるブリティッシュ・ロックの現状[75年12月号](大貫憲章)
- 8年間に3枚のアルバムを出した男、V・D・パークス[76年1月号](小倉エージ)
- ポール来日中止の投げかけた波紋[76年1月号](中村とうよう)
- マザーズ記者会見の記録[76年4月号](聞き取り=スージー・カオワン、訳=中村とうよう)
- ニール・ヤングが背負い込んだ時代の重荷[76年6月号](北中正和、イラストレイション=渋谷則夫)
- 緊急発言 危険なドラッグを追放しよう[76年7月号](中村とうよう)
- ビートルズの主題による変奏曲[76年8月号]
- Please, Please Me(鈴木志郎康)
- Something(康珍化)
- Help(樹木希林)
- Rain(矢吹申彦)
- Eleanor Rigby(小島武)
- Hello, Goodbye(福島泰樹)
- Ticket To Ride(相倉久人)
- ビーチ・ボーイズの偉大な15年~波乱に富んだその歩みを徹底追跡[76年9、10月号](亀渕昭信×小倉エージ)
- 音楽の表面をはがした、その下にあるもの[76年10月号](細野晴臣)
- 孤独なニューヨークを歌う女性シンガーたち[76年5月号](湯川れい子)
- どうしても男とは違う女のうた[77年2月号](湯川れい子、イラストレイション=矢吹申彦)
- ついにこの目でみたザ・バンド[76年11月号](小倉エージ、イラストレイション=矢吹申彦)
- 70年代を生きるボブ・ディラン 衝撃のローリング・サンダー・レヴュー[76年12月号](小倉エージ)
- ニューヨークとロンドンの街角に育ったパンク・ロック[76年12月号](大貫憲章)
- 大洪水の前に、ぼくはジャクスン・ブラウンを聞いた[77年1月号](北中正和、イラストレイション=矢吹申彦)
- プロデューサーは精神病のお医者さんみたいなもの~トッド・ラングレン・インタヴュー[77年2月号](インタヴューワー=小倉エージ、写真=菅原光博)
- グッバイ ベイビィ アンド フェアウェル[76年7月号](小島武)
- ペーパー・トリップ~ぼくの目線をよぎったブライアンとレナード[75年8月号](相倉久人)
- ヨーロッパ文明の流れの中でのロック~ロック界のさまざまな現象の本質を解き明かすための試み[76年8月号](相倉久人×中村とうよう)
- ロックトピアからの脱出[77年1月号](相倉久人、イラストレイション=小島武)
- ことばの余白に肉体が踊る~マスコミの中の音楽 歌謡曲とその周辺[77年3月号](座談会=相倉久人×宇崎竜堂×阿木燿子×岡林信康)
- とうようズ・トーク(建国200年を迎えるアメリカ合衆国)[76年7月号](中村とうよう)
- ニュー・スター登場
- ザ・ウェイラーズ[74年4月号](中村とうよう)
- ドクター・フィールグッド[75年9月号](大貫憲章)
- ダリル・ホール&ジョン・オーツ[75年11月号](大貫憲章)
- エミルー・ハリス[76年4月号](北中正和)
- スプリット・エンズ[77年2月号](大貫憲章)
- お知らせ
- ポール・サイモンがもうすぐ[74年4月号]
- ヨーコさん迎えて大集会?[74年5月号]
- ヨーコさん、5か所で公演[74年6月号]
- 日本で初めて本場のブルースを[74年9月号]
- 第2回ブルース・フェス[75年2月号]
- クラプトンは凄い人気[74年11月号]
- スティーヴィ・ワンダー[75年2月号]
- クィーンが突如来日決定[75年4月号]
- ルー・リード[75年6月号]
- 第3回ブルース・フェス[75年8月号]
- ドゥービー・ブラザーズ[76年1月号]
- ザッパ&マザーズ[76年2月号]
- マガジンでFM番組を制作[76年3月号]
- ニール・ヤング[76年3月号]
- ファニア・オール・スターズ[76年8月号]
- エリック・アンダースン[76年9月号]
- トッド・ラングレン[76年12月号]
- ジャクスン・ブラウン[77年3月号]
- ローリング・ココナッツ・レヴュー[77年3月号]
- ニュース
- ダウン・タウン・ブギ・ウギ・バンド新譜延期[74年4月号]
- ゲイリー・グリッター、ローデシア公演中止[74年4月号]
- ティン・パン・アレイ活動開始[74年9月号]
- 米黒人ミュージシャンがザイールで公演[74年11月号]
- キング・クリムゾンが解散[74年11月号]
- 荻窪ロフト、吉祥寺・曼荼羅が新たに開店[75年1月号]
- ストーンズからミック・テイラー脱退[75年2月号]
- キャス・エリオット、ロンドンで急死[74年10月号]
- ストーンズにロン・ウッド加入[75年6月号]
- 日本のRCAがファニアと契約[75年8月号]
- ボブ・ディランの米北東部ツアー[76年1月号]
- 心臓発作でルイ・ジョーダン死亡[75年4月号]
- Tボーン・ウォーカー、肺炎で死亡[75年5月号]
- ハウリン・ウルフがシカゴの病院で死亡[76年3月号]
- ファニアASの公演にウィンウッド出演[76年4月号]
- 豊田勇造の自主制作盤[76年5月号]
- 矢野顕子がソロ・アルバムを収録済み[76年6月号]
- ロックに急接近する米大統領候補[76年8月号]
- オールマン・ブラザーズ・バンド解散[76年9月号]
- レノン、米グリーン・カード取得[76年10月号]
- ライ・クーダーの米南部ツアー[76年12月号]
- スプリングスティーンと周辺の状況[77年1月号]
- リンダ・ルイスがミュージカルに出演[77年1月号]
- ボブ・マーリー、銃撃を受ける[77年2月号]
- マックス・ローチと山城組が共演[77年3月号]
- ポール・コソフが飛行機内で死亡[77年5月号]
- キース・レルフが感電死[76年7月号]
- 謎の死を遂げたトミー・ボーリン[77年2月号]
- ミニ・レヴュー
- ファッツ・ドミノ東京公演[74年4月号](河村要助)
- ポール・サイモン大阪公演[74年5月号](中村とうよう)
- キャット・スティーヴンス、リンダ・ルイス東京公演[74年8月号](湯川れい子)
- 久保田麻琴と夕焼け楽団+めんたんぴん[74年8月号](北中正和)
- エリック・クラプトン東京公演[74年12月号](小倉エージ)
- アート・アンサンブル・オブ・シカゴ東京公演[75年1月号](中村とうよう)
- スティーヴィー・ワンダー東京公演[75年3月号](小倉エージ)
- 『ボブ・ディラン全詩集』[74年6月号](北中正和)
- 『ローリングストーン・インタヴュー集1、2』[74年11月号](浜野サトル)
- クイーン東京公演[75年6月号](大貫憲章)
- ルー・リード東京公演[75年9月号](湯川れい子)
- ステイタス・クォー東京公演[75年11月号](大貫憲章)
- エリック・クラプトン東京公演[75年12月号](中村とうよう)
- ミリー・ジャクスン東京公演[76年1月号](湯川れい子)
- イーグルズ大阪公演[76年3月号](中村とうよう)
- フランク・ザッパ東京公演[76年3月号](宮澤壯佳)
- ヤング・ミュージック・ショー「アメリカン・ロック特集」
- 『ロックの意味』ウィリアム・シェイファ著[75年9月号](北中正和)
- 『ミック・ジャガー』アンソニー・スカデュト著[75年10月号](湯川れい子)
- 『ニューヨーク・ブルース』ポール・ウィリアムズ著[75年12月号]
- 第2回ワールド・ロック・フェスティバル東京公演[76年10月号]
- 大貫妙子プレミアム・ショー[76年12月号](小倉エージ)
- 薩摩琵琶古典研究所第4回薩摩琵琶演奏会/日本音楽の流れ第三回 琵琶[76年12月号](北中正和)
- ムニール・バシール演奏会[77年1月号](中村とうよう)
- リッチー・ブラックモアズ・レインボウ東京公演[77年1月号](大貫憲章)
- ロビン・トロワー東京公演[77年3月号](伊藤政則)
- ミスター・タモリ・ショー[76年4月号](糸井重里)
- 大殺陣!大会[76年8月号](佐藤B作)
- ナショナル・ランプーン アメリカン・パロディ展[76年11月号](小島武)
- 東京デザイナーズ・スペース[76年11月号](田中一光)
- 『Our Latin Thing』[76年5月号』(河村要助)
- 『ザ・ハーダー・ゼイ・カム』[76年11月号](吉田ルイ子)
- 『機械じかけの玉手箱~ロック時代への乱反射』相倉久人著[76年1月号](北中正和)
- 『黒い積荷』ダニエル・マニックス著[76年6月号](中村とうよう)
- 『さよならペンギン』え・湯村輝彦 ぶん・糸井重里[76年6月号](和田誠)
- 『自分の生き方をさがしている人のために』ジェリー・ガルシア+チャールズ・ライク著[76年8月号](成海伸之)
- 『限りなく透明に近いブルー』村上龍著[76年9月号](糸井重里)
- 『アメリカ人~大量消費社会の生活と文化』ダニエル・ブアスティン著[76年10月号](相倉久人
- 『アフリカの魂を求めて』ヤンハインツ・ヤーン[77年3月号](中村とうよう)
- 『森の民』コリン・M・ターンブル著[77年2月号](中村とうよう)
- 今月のレコード(主なもの)
- ボブ・ディラン『プラネット・ウェイヴ』[74年4月号]
- Tボーン・ウォーカー『モダン・ブルースの父』[74年8月号]
- エリック・クラプトン『461オーシャン・ブールヴァード』[74年10月号]
- ジョン・レノン『ロックン・ロール』[75年5月号]
- クラフトワーク"Autobahn"[75年6月号]
- バッド・カンパニー『ストレート・シューター』[75年6月号]
- ブラック・ミュージックの伝統(上・下)[75年7月号]
- エルトン・ジョン『キャプテン・ファンタスティック・アンド・ブラウン・ダート・カウボーイ』[75年8月号]
- ウィングス『ヴィーナス・アンド・マース』[75年8月号]
- ボブ・ディラン&ザ・バンド『地下室』[75年9月号]
- ブルース・スプリングスティーン『明日なき暴走』[75年11月号]
- リトル・フィート『ラスト・レコード・アルバム』[76年1月号]
- ザ・バンド『南十字星』[76年2月号]
- クィーン『オペラ座の夜』[76年2月号]
- ボブ・マーリー&ザ・ウェイラーズ『ライヴ!』[76年4月号]
- ジェフ・ベック『ワイアード』[76年8月号]
- 細野晴臣『泰安洋行』(76年9月号)
- スティーヴィ・ワンダー『キー・オブ・ライフ』[76年11月号]
- ライ・クーダー『チキン・スキン・ミュージック』[75年12月号]
- レッド・ツェッペリン『永遠の詩』[76年12月号]
- 大滝詠一『ゴー!ゴー!ナイアガラ』[76年12月号]
- イーグルズ『ホテル・カリフォルニア』[77年2月号]
- 「今月のレコード」索引
- レターズ
- とうよう氏への疑問と反論[74年5月号]
- ワンステップの連帯感[74年12月号]
- もっとラテンの記事を[75年2月号]
- レコードは僕の先生だった[75年4月号]
- どうも解せないレイド・バック[75年8月号]
- ギャラガーは名ギタリスト[75年10月号]
- 「今月のレコード」への八つ当たり[76年1月号]
- 『地下室』の隠された意味[76年2月号]
- 一発くらわされたザッパ[76年5月号]
- 美奈子と細野[76年10月号]
- “まつり”のあとで感じたこと[76年11月号]
- 音楽にとって知識の持つ意味[76年12月号]
- すてきな母の音楽観[77年2月号]
- 後記