2001年の『ロング・バケイション』以来、おもにリマスターCDが発売されるタイミングで『レコード・コレクターズ』に掲載された大滝詠一インタヴューを集大成。その一部は未掲載分を含めたロング・ヴァージョンに拡大し、また3作品については本書のために新たなインタヴューを行ないました。さらに、フィル・スペクターやビーチ・ボーイズのサウンドを分析した「ロック研究セミナー」はじめ、『ニューミュージック・マガジン』『レコード・コレクターズ』で本人が執筆した記事や山下達郎との対談も多数収録。大滝詠一とナイアガラ・ワールドを知るために欠かせない一冊です。
大滝詠一 Talks About Niagara
定価1700円(本体1619円)
A5判360ページ
2011年4月1日発行
レコード・コレクターズ4月増刊号
[雑誌19638-4]品切れ
- <もくじ>
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- LONG INTERVIEWS ロング・インタヴュー(聞き手/構成=湯浅学、萩原健太)
- 1972~1974 ☆
- シュガー・ベイブ『ソングス』
- 『ナイアガラ・ムーン』☆
- 『ナイアガラ・トライアングル VOL.1』(ゲスト=山下達郎、伊藤銀次)
- 『ゴー!ゴー!ナイアガラ』☆
- 『ナイアガラCMスペシャル』☆
- シリア・ポール『夢で逢えたら』★
- 『多羅尾伴内楽團』
- 『ナイアガラ・カレンダー』☆
- 『大滝詠一デビュー』★
- 『レッツ・オンド・アゲン』★
- 『TATSURO from NIAGARA』
- 『ロング・バケイション』
- 『EACH TIME』
- 作品集&カヴァー曲集
- LET'S STUDY AGAIN レッツ・スタディ・アゲン
- ロック研究セミナー(ニューミュージック・マガジン1978~79年掲載)
デル・シャノンとジーン・ピットニー
フィル・スペクターのサウンドづくり 1
フィル・スペクターのサウンドづくり 2
モータウン・サウンドの特徴
モータウン・サウンドの及ぼした影響
絶大だったベンチャーズの影響力
ビーチ・ボーイズの初期のサウンド 1
ビーチ・ボーイズの初期のサウンド 2 - サーフィン/ホット・ロッドって何だ?(対談=大瀧詠一×山下達郎)
- サーフィン/ホット・ロッドの珍盤、貴重盤
- ブライアンのアルバムの向こうに聞こえるビーチ・ボーイズ
- ザ・フォー・シーズンズ~45回転の時代から響き続ける魅惑のヴォイシング(対談=大瀧詠一×山下達郎)
- フィル・スペクター~“50年代"を発展させた新しいポップス制作術(対談=大瀧詠一×山下達郎)
- 日本のポップスの歴史と私のキャロル・キング
- 「イエロー・サブマリン音頭」と明治百年
- ロック研究セミナー(ニューミュージック・マガジン1978~79年掲載)
- ナイアガラ随想~“稀人”の“妙力”(湯浅学)
- LONG INTERVIEWS ロング・インタヴュー(聞き手/構成=湯浅学、萩原健太)