レコード・コレクターズ
2009年12月号
定価700円(本体667円)
A5判196ページ
2009年12月1日発行
[雑誌19637-12]
【特集】ガンズ・アンド・ローゼズ
派手なヴィジュアルのバンドがひしめく1980年代半ばのLAで、ブルーズやパンクの影響下にある本物のロック・バンドが誕生します。デビュー・アルバムは、ストリート仕込みの過激なライヴも話題となり、発売から1年後に全米1位を獲得しました。やがてヴォーカルのW・アクセル・ローズがバンドの実権を握ると、メンバー・チェンジが激しくなり、現在はほぼアクセルの個人プロジェクト。88年暮れの初来日公演ではショウの途中でステージを去るなど、大物ぶりを発揮したこともありましたが、この12月の来日公演は無事に終わるでしょうか? 目が離せません。
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- ポップ・ミュージックの人なつこさも聴かせるハードエッジなロックンロール(岡村詩野)
- ヘヴィ・メタルの要素にパンクの性急さを兼ね備えたロック・バンド(三宅はるお)
- ビジネス優先の音楽業界で本能の赴くまま歌い叫んだ異端児たち(岡田敏一)
- ガンズに見え隠れする不遜なパンク・マインド(行川和彦)
- ガンズのルーツとなった多様なロックンロール・アクトたち(山崎智之)
- ストリートで鍛え上げられたライヴァルたち(舩曳将仁)
- グラフィック・ステーション──ガンズ・アンド・ローゼズのレコード
- ディスコグラフィー
オリジナル・アルバム(鳥井賀句)
オリジナル・アルバム未収録曲/映像作品(北井康仁) - イジー・ストラドリン、スラッシュ、ダフ・マッケイガンのソロ・アルバム(奥村裕司)
- ヴェルヴェット・リヴォルヴァー(杉原徹彦)
- 90年代以降に加入したメンバーの経歴(杉原徹彦)
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- ストーン・ローゼズ
インタヴュー~20周年記念盤で生まれ変わった名デビュー作について、ベーシストとプロデューサーに聞く(油納将志) - ニルヴァーナ
『ブリーチ』デラックス版と、伝説のライヴ音源『ライヴ・アット・レディング』が遂に発売(大鷹俊一) - クラフトワーク
職人気質の完全主義者たちが『アウトバーン』以降のスタジオ・アルバム8枚を自らリマスター(中野泰博) - ZEレーベル
“ソー・ウェイヴ”を標榜しパンク以降の音楽シーンに多大な影響を与えた名盤群が紙ジャケCD化(松永良平) - ダリル・ホール&ジョン・オーツ
ポップ・ミュージック史上最も成功したデュオの多彩な魅力を集大成した、ファン待望の4枚組BOX(木村ユタカ) - ショーン・レノン
インタヴュー~自身のレーベル、キメラ・ミュージックを起点に“ファミリー”で多岐にわたる音宇宙の構築をめざす(宮永正隆) - ドニー・フリッツ
インタヴュー~待望の単独来日公演を果たした、米スワンプ・ミュージックの名シンガー・ソングライターに聞く(小尾隆) - PANTA
インタヴュー~頭脳警察の新作とドキュメンタリー映画に込められた意味について聞く(わたなべりんたろう) - トピック・レーベル
英国のフォーク/トラッド専門レーベルの創立70周年を記念した豪華本付きCD7枚組(茂木健) - ミッチ・ライダー
ミッチ・ライダーがリリースしたドン・ウォズ・プロデュースによる新作(森勉)
- ストーン・ローゼズ
- REGULAR CONTENTS
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- リイシュー・アルバム・ガイド……洋・邦ロックをはじめ、あらゆるジャンルの旧音源コンピレーションやオリジナル再発を、毎号およそ200タイトル、約50ページにわたり丁寧に紹介。他の追随を許さない圧倒的な情報量!
- 新録アルバム・ピックアップ……編集部が厳選する注目作
- インフォ・ステーション……ニュース、リリース/コンサート情報など
- [連載]ビートルズ来日学(宮永正隆)/サンフランシスコ滞在日記(渡辺真也)/ブリティッシュ・ロックの肖像(富岡秀次)/大鷹俊一のレコード・コレクター紳士録/ブラウン管の向こうの音楽職人たち(濱田高志)/ちょっと一服(コモエスタ八重樫)/ウィ・ヒア・ニュー・サウンズ(武田昭彦)/海外盤DVD音楽ソフト情報(赤岩和美)/ジャズ~ポピュラー・ヴォーカル新作案内(高田敬三)/レコード・レーベル・ギャラリー