レコード・コレクターズ
2013年10月号
定価800円(本体762円)
A5判248ページ
2013年10月1日発行
[雑誌19637-10]
【特集】ボブ・ディラン『セルフ・ポートレイト』の真実
1970年にリリースされたボブ・ディラン『セルフ・ポートレイト』は、トラッドやサイモン&ガーファンクル、ゴードン・ライトフットらのカヴァーも含み、ストリングスや女性コーラスも入ったポップな内容が賛否両論を巻き起こしたアルバム。今回の“ブートレッグ・シリーズ”はその核となるデイヴィッド・ブロムバーグとアル・クーパーとのセッションに加え、ジョージ・ハリスンとの共演、ディスク3にはワイト島フェスティヴァルでのザ・バンドを従えた69年のライヴも収録され、『セルフ・ポートレイト』の前後のディランの活動を総ざらいする内容です。当時、辛辣なコメントを書いたグリール・マーカスによるライナー・ノーツにも注目が集まるだろう話題盛りだくさんのシリーズ第10弾です。
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- グラフィック・ステーション~『セルフ・ポートレイト』のオリジナル盤ほか関連アイテム
- “シンガー”としての活動を試みた当時のディラン(北中正和)
- 酷評された“自画像”~43年目の真実(鈴木カツ)
- 『セルフ・ポートレイト』全曲ガイド(鈴木カツ)
- 『アナザー・セルフ・ポートレイト:デラックス・エディション』クロス・レヴュー(青山陽一、宇田和弘、東京ボブ、和久井光司)
- 『アナザー・セルフ・ポートレイト』完全ガイド
ディスク1、2&4全曲ガイド~『アナザー・セルフ・ポートレイト』レコーディング・セッション徹底検証(萩原健太)
ディスク3全曲ガイド~<ワイト島フェスティヴァルLIVE>徹底検証(佐野ひろし)
ディスク4音質検証~最新リマスターで浮き上がってきた特異な音像(武田昭彦) - 68年1月20日、隠遁していたディランは突如その姿を現わした(麻田浩)
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- ビーチ・ボーイズ
50年の軌跡を総括しつつレア音源も満載した6枚組ボックス『カリフォルニアの夢』(鰐部知範)
作曲家としてのブライアンに焦点をあてた映画が今冬公開(鰐部知範) - 山下達郎
音楽性の幅を広げた傑作『MELODIES』と企画盤『SEASON’S GREETINGS』がボーナス入りで再発(除川哲朗)
『MELODIES 30th Anniversary Edition』全曲ガイド(除川哲朗)
『SEASON’S GREETINGS 20th Anniversary Edition』全曲ガイド(除川哲朗) - 追悼 山口冨士夫
最後まで“生き様としてのロック”を体現した彼のような人はもう二度と現われないだろう(鳥井賀句)
ディスコグラフィー~オリジナル・アルバム/発掘ライヴ・アルバム/主な参加作品(鳥井賀句) - アラン・パーソンズ
インタヴュー~『アイ・ロボット』の制作中、僕はあの宇宙映画の有名な場面を思い描いていた(若月眞人) - ホークウィンド
スペース・オペラに相応しいサラウンド・ミックスで楽しみが倍増した『絶体絶命』のDX版(赤岩和美) - パトリツィオ・ファリゼッリ
再来日直前インタヴュー~アレア=“international POPular group” の40年と現在(松山晋也) - クラッシュ
メンバー自ら構想を練って誕生したラジカセ型の“巨大宝箱”~貴重音源も含む圧巻の12枚組(行川和彦) - ニルソン
新たに発掘された膨大な未発表音源から“マジカルな歌の魅力”を再発見できる超豪華17枚組(中村彰秀) - ブランズウィック・レコーズ
隠れた逸品が続々と~シカゴ・ソウルを代表するレーベルの再発シリーズ第3&4弾が登場(出田圭) - ソウル・ディープ
黒人音楽の真の名唱を日本のファンに知らしめた画期的オムニバス盤が41年ぶりにリニューアル(小出斉) - マーク from GARO
インタヴュー~35年ぶりの新作、ガロ流のハーモニーで最新型ポップスを編み出した“時の魔法”の秘密とは(高木龍太) - ジミ・ヘンドリクス
不世出の天才の姿をリアルに浮かび上がらせる必聴セッション音源集が未発表音源を加えて再発(近藤正義) - イエス
オリジナル・マスターの音を引き出した極上音質で前半史を辿りなおすSACDボックス16枚組(坂本理) - プラチナSHM
12cmディスクの歴史に新たなページを刻むユニバーサルの新素材メディア(武田昭彦) - デイヴィッド・T・ウォーカー
インタヴュー~引く手あまたの職人ギタリストが発売40周年の代表作『プレス・オン』を語る(ウエヤマシュウジ) - レガシー・レコーディング・シリーズ
コロンビア/RCAなど名門レーベルのジャズ名盤100作品を高音質CDで贅沢に体感しつくす(小峰正治) - 『ビートルズと私』
貴重なエピソードを満載したドキュメンタリー映画(速水丈) - ジョー・ミーク
『アイ・ヒアー・ア・ニュー・ワールド』の紙ジャケCD(犬伏功)
- ビーチ・ボーイズ
- REGULAR CONTENTS
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- リイシュー・アルバム・ガイド
国内外でリリースされた幅広いジャンルの旧音源コンピレーションや再発アルバム、映像作品をくわしく紹介。音楽そのものはもちろん、リマスターやパッケージの出来にまでこだわって、豊富な知識をもつ執筆陣が徹底チェックします
*今月のリリース情報…紙ジャケット、生産限定盤などの予定も可能な限りお伝えします
*ニュー・アルバム・ピックアップ…ヴェテランの新作から注目の新人まで、編集部が選んだおすすめの新録アルバム - インフォ・ステーション……ニュース、書評、コンサート情報など
- [連載]ゲレッド・マンコウィッツが写す英国ロックの伝説(佐藤信夫)/ビートルズ来日学(宮永正隆)/ブリティッシュ・ロックの肖像(富岡秀次)/続・蒐集奇談(岡田則夫)/洋楽マン列伝~佐藤恒夫氏(篠崎弘)/American Rock Lyric Landscape~ロックの歌詞から見えてくるアメリカの風景(ジョージ・カックル)/大鷹俊一のレコード・コレクター紳士録/ブラウン管の向こうの音楽職人たち~尾中美千絵(濱田高志)/ちょっと一服(コモエスタ八重樫)/ウィ・ヒア・ニュー・サウンズ(武田昭彦)/赤岩和美の海外盤DVD&Blu-rayロック映像情報/和久井光司のアナログ奇聴怪会/ジャズ~ポピュラー・ヴォーカル新作案内(高田敬三)/Legendary LIVE in U.K.(写真=イアン・ディクソン)
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